
ナポレオン・ヒル・プログラム
■拝啓
■今朝のモスクワは

。現在日の出は8時9分、日の入りが16時19分と冬至に向けて日が短くなっていってますが、これに

が続くと日照時間がほとんどなくなってしまいます

。
■何年住んでいても、こればっかりは、中々慣れませんね〜


。
■さて、木曜日のMICEXのインデックスですが、前日比0.96%

の1,519.01でした。売買代金は約361億Rblで、119社が

、65社が

でした。
■

上げ組代表:(終値 / 前日比/売買代金)
『ズベルバンク』・・・6万5,628Rbl / 2.54%

/ 約20億Rbl
『UES』・・・23.01Rbl / 2.36%

/ 約98億Rbl
『ノル・ニッケル』・・・3,829.8Rbl / 1.67%

/ 約28億Rbl
『タトネフチ』・・・131.95Rbl / 1.66%

/ 約7億Rbl
『アエロフロート』・・・60.99Rbl / 0.89%

/ 約2,562万Rbl
『ルコイル』・・・2,316Rbl / 0.47%

/ 約69億Rbl
『スルグト』・・・36.16Rbl / 0.46%

/ 約8億Rbl
『ロステルAO』・・・153.3Rbl / 0.03%

/ 約3億Rbl
■

下げ組代表:
『ロスネフチ』・・・243.49Rbl / 1.58%

/ 約7億Rbl
『AvtoVAZ-3』・・・1,761.42Rbl / 0.49%

/ 約2,151万Rbl
『ガス・ネフチ』・・・112.25Rbl / 0.45%

/ 約2億Rbl
『モスエネルゴ』・・・5.13Rbl / 0.14%

/ 約5,927万Rbl
『ガスプロム』・・・293.64Rbl / 0.12%

/ 約67億Rbl
■昨日の動きも少しまとまりがなく、スタート時はバラつきました

。しかし、欧州市場開始後には大方が

となり、結局はその勢いで、その後の出だしが悩み相場のNY市場も切り抜けたような形になってます

。
■モスクワ時間16時半に発表された米国のインフレ率の結果は、世界の為替&取引市場には影響を与えたものの、ロシア市場には余り反映されなかったようです

。
■『ルコイル』は順調に値を上げていますが、これは同社と『ガスプロム・ネフチ』が合弁企業を創設するというニュースが後押ししているようです

(しかし、一方の『ガス・ネフチ』の結果は余りよくありませんがっ


)。
■『UES』(統一エネルギー)は、同社が活躍する冬に入り、投資家達がその値段を再評価しており、株価は最高値を更新中です

。
■不気味に上昇を続けていた『ロスネフチ』ですが、この国営会社の株価は、結局MSCIに含まれないことになり

、投資家が売りに転じているようですネ

。
■まぁ〜現在のロシア市場は、以前お伝えしましたように『中期的な上昇トレンド

』です。一部のアナリストは、今後は、恒例のクリスマス・ラリーが生じるという期待感を前提とした上で、今週のロシア市場は上昇するのでは


、とみているようです。
■さぁ〜今日は週の最後の金曜日。結果は明日ご報告します

。
■さて、今日は不動産に関するお話しです

。
■といっても、ロシア国内の話しではなく

、ロシア人が外国で不動産をたくさん買っているというニュースです

。その外国とは

それでは、さっそく記事へLet`s Go


ロシア人は、ますますロンドンやロンドン近郊の不動産を購入している。英国の不動産代理店『Knight Frank』が、ロンドン市場におけるロシア人による購買取引の調査結果を発表した。調査結果によれば、2006年の10ヶ月間で、ロシアからやってきた購買者達が15億ドルを不動産購入に費やしているという(ケンシングトン、チェルシー、そしてヘンプステッドなどの地区における100万ポンド以上の一戸建てやアパート240物件)。

2000年の購買総額は僅か1億5,000万ドルだった。2006年11月時点では累計で、ロンドンに42億ドル、そして近郊では4億ドルのロシア人所有物件があるという。

『Knight Frank』の評価によれば、最も高級な一戸建てやアパート(1,100万ドル)の5物件の内、1物件がロシア人により購入されたという。この価格セグメントでは、中近東のアラブ人富豪や米国銀行家を全て合わせても適わない、と『BBC』が『Sunday Times』を引用して伝えている。

また購買者の層に変化が生じている。『The Times』を引用して『Vremya Novostei』紙が伝えたところでは、今日の主要な購買者は、“オリガルヒ”ではなく、その名前がパブリックで噂に立たない“比較的無名なスペシャリストやビジネスマン”だという。

ロンドン不動産の最も大きな部分を所有しているのは、ロシアのビリオネア、ロマン・アブラモービッチで、ここ2年間でベルグラヴィアの一戸建て4件、ナイトブリッジのアパート4件の購入に約5,000万ポンド費やしている。その他、West Sussexには、1,800万ポンド相当のFyning Hillの領地を所有している。

その他のロシア人ビジネスマンでは、オレッグ・デリパスカ氏がベルグラヴィアに2,500万ドルの豪邸を所有し、鋼鉄産業家のウラジーミル・レーシン氏は、昨年Aberuchillの宮殿と、スコットランドのPerthshireに3,300エーカーの土地を680万ポンドで購入している、と『The times』が伝えた。

2006年10月におけるロンドンのアパートの平均価格は62万8,000ドルで、一戸建ては130万ドルだった。ロシア人購買者が殺到する地区の値段はもっと高い。ケンシングトンやチェルシーや、ロンドン市内では、アパートの平均価格は160万ドルで、一戸建ては1,070万ドルとなっている。
■相変わらず、ロシアの大金持ち達はバブリーですね〜〜


。ついに、よその国、しかも、歴史的な元覇権国家英国の土地を大量に購入とは・・・


。ロシア人は、なんと大胆なんでしょうネ

。
■海外に移住するロシア人は、移住先の文化に溶け込まず、やはりロシア式を通し、ロシア人コミュニティを作ってしまう傾向にあるそうですが、近所にそういうコミュニティが出来上がってしまえば、英国の貴族達も気分は余りよくない

でしょうね・・

。ロシアが帝政ロシア時代から、欧州各国に恐れられてきたのも、納得してしまうような気がします。はい


。
■まぁ、それはおいて置いて、記事では、『なぜロシアのお金持ちは英国の不動産を買うのか

』についても書いていますが、掲載すると長くなりますので、要約しますと

;
@ 2008年の大統領選挙前後に予想される政治的不安。
A 子供の教育のため。
B @+A
■、といったところです。はい

。プーチン大統領の後任が誰かは今のところ予測が難しいので

、誰がなってもいいように、資産を海外に逃避させるべし

、という捉え方が@ですが、一番説得力があります。でも『なぜ英国なの

』という問いの答えとしては不十分ですね

。
■また、Aの子供の教育説(?)も、ロシア人は英国の貴族階級への憧れも強いし

、国際人になって欲しいし

、また子供が賢くなって自分が築いた財産を守って欲しい

でしょう。しかしこの説は裏を返せば、ロシア国内での教育は駄目

=先進国は良し

、ということですから、特に英国でなくとも、他の欧州諸国にも、米国についても言えることで、不十分ですね

。
■ということで、私は英国の不動産を購入する狙いは、やはり、英国は世界No.1とも言われるロスチャイルド財閥

のテリトリーですから、この国が潰れることはないし、不動産の値崩れの可能性も少なく、最も安心出来るからでは


、と想像してます。はい

。
■まぁ〜それはともかく、この46億ドル分を、例えばロシア地方の不動産購入に費やしていたら

、と思うとおしいですね〜

。地方経済はきっと盛り上がったことでしょうに

。
■しかし冷静に考えると、それは目立ちすぎて非常に危険

。そして命が幾つあっても足りない・・・


。ということで、やはり海外の方が安全で、安心なのでしょう

。
■ではでは


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