
ナポレオン・ヒル・プログラム
■拝啓
■今日のモスクワは


。外は完全な銀世界です

。
■シーザーのメンテナンスでアクセスが不能になってましたが、ようやく復活したようです

。では、時間がないのでさっそく株式コーナーへいきましょう

■今週初日のMICEXのインデックスは、先週金曜比で0.73%

の1,713.63でした。売買代金は少なめの約495億Rblで、160社が

、86社が

でした。
■

上げ組代表:(終値 / 前日比/売買代金)
『スルグト』・・・33.92Rbl / 2.72%

/ 約24億Rbl
『ルコイル』・・・2,209Rbl / 2.55%

/ 約99億Rbl
『タトネフチ』・・・118.6Rbl / 2.24%

/ 約4億Rbl
『UES』・・・32.09Rbl / 2.12%

/ 約119億Rbl
『ノル・ニッケル』・・・4,755.09Rbl / 1.52%

/ 約99億Rbl
『AvtoVAZ-3』・・・1,960Rbl / 0.41%

/ 約893万Rbl
『ロステルAO』・・・214.5Rbl / 0.4%

/ 約3億Rbl
『モスエネルゴ』・・・5.34Rbl / 0.39%

/ 約6,508万Rbl
『ガスプロム』・・・290.12Rbl / 0.37%

/ 約55億Rbl
『ガス・ネフチ』・・・118Rbl / 0.36%

/ 約6,775万Rbl
■

下げ組代表:
『ズベルバンク』・・・9万796Rbl / 1.05%

/ 約34億Rbl
『アエロフロート』・・・74.53Rbl / 0.49%

/ 約1,613万Rbl
『ロスネフチ』・・・239.26Rbl / 0.23%

/ 約4億Rbl
■月曜日は、大方の株がスタートは

。欧州市場開始後から

に転じますが、NY市場開始前のモスクワ時間15時30分頃から

に転じています。
■米国の寒波による需要の増加

、更にOPEC加盟国の生産量削減により

、原油価格が確信的に復活したことが大きな昨日の勝因のようです

。
■原油価格はその後値下がりしますが、結局バレル当たり59$をつけたため

、最後は石油株を中心に

となったようです。はい。
■資源株が不調な時も好調だった銀行株『ズベルバンク』は下がっています

。また通信系では地方株に部分的に利益確定の売りが出ており

、『Sibir`telecom』や『Uralsvyaz`inform』などは2.5%以上値下がり

しています

。
■まぁ〜総じて、資源株はこのところ不調でしたが、逆にいえば、それだけ他の部門に比べて伸びる要素があるということ

。もちろん、原油先物の値段に左右されるでしょうが

、先物市場が安定すれば、資源株も多いに伸びるチャンスがあるのではないでしょうか

。
■ただし、ここのところ好調な『ノリリスク・ニッケル』は、取引市場で調整の動きがあり、特にニッケルは今後大きな調整が入る可能性もあるため、注意して買いを行う方がよいだろう

、とアナリストはコメントしています

。
■今週はどうなるでしょうか

このコーナーの最後をアナリストのコメントで締めくくりましょう

。

確信的な原油価格の復活と全体的な世界金融市場の安定を背景に、我々は、ここ数日の取引日において、ロシア市場ではRTSは史上最高のインデックスを更新するようと予想している。
■さて、今日は自動車業界

のお話しです

。
■この記事は、『ABARUS Market Research』社が今年の1月に発行した分析レポートを基に作成されています

。2006年度の総括

。昨年はどういう結果が現れたのでしょうか

さっそく記事にLet`s Go


全体的な結論としては、外国ブランド車部門は、国産自動車産業が肯定的な成長を見せているにもかかわらず、国産車を強く圧迫しているということを物語っている。

このレポートによれば、ロシアにおける2006年の乗用車の製造台数は12.3%上昇し、120万台にまで増加した。その中の28万台が、ロシアで生産される外国ブランド車である。

2006年には、ロシア市場における自動車販売総数は206万台にまで増加し、その増加率は16.4%だった。2005年にはロシアで177万台が販売されており、2004年比で増加率は10%だった。

様々な専門家のデータでは、市場の販売総額は320億〜330億ドルにまで達し、これは2005年比で40〜45%増である。新型外国ブランド車は市場の販売総数の57%にあたる182億ドル、ロシア車は58億ドルを販売している。

2005年〜2006年のロシア自動車産業界における世界大手の自動車会社の産業組立てが、総じて、国内産業指標の統計を引っ張り上げる牽引役となった。

国の政策は、あらゆる手を使って外国メーカーがロシアで製造を組織化することを可能としている。実際は、組立て製造のための現地化の基準を、外国メーカーは嫌々ながら遵守しているのだが。専門家によれば、『Ford Focus』の実
際の現地化レベルは、公表されている25%ではなく、約10%程度だという。

2006年の自動車ブームの重要な原因は、支払能力のある消費者需要である。裕福さが増すと共に、消費者の好みは、より品質の高い、高価な製品へと移行しているのは明らかである。

またこの中で、自動車クレジットサービスの成長の占める割合は無視できない。『ABARUS Market Research』社の評価によれば、2006年には新型車の購入の約36%〜
38%がクレジットによる購入だという。外国ブランド車の場合は、この数値はより多く約45%となっている。
■ご参考までに、ロシア国産製造車の購入平均価格は約7,250ドル

(意外と高い


)。ロシア製の外国ブランド車の場合は1万5,714ドル

。そして新型輸入車の場合は2万5,277ドル

。因みに、中古輸入車の場合は1万3,846ドルとなっています

。
■昨年は、販売台数が最も多かったのは『Ford』で11万5,985台を販売してます

。
■日本車メーカーでは、『Toyota』が9万5,689台で3位

、『Nissan』が7万5,529台で4位

、 『Mitsubishi』が7位で6万8,845台

、『Mazda』が8位で3万2,290台

、『Suzuki』が11位で1万6,118台

、『Honda』は12位で1万5,783台

、『Lexus』が17位で1万65台

、そして『Subaru』は21位で6,299台

でした。
■
3位となった『Toyota』さんは、『Lexus』も含めると10万5,754台

遂に年間10万台の大台を突破しています

。ロシア人ドライバーの多くが『Toyotaは素晴らしい車だけど、高くて手が出ないんだよっ

』と嘆き、年間販売台数が3,000台ほどだった2000年は

、もう、とお〜い昔の話のようですネ

。
■ロシア人の所得増加

、それとクレジットの普及

が、これだけの自動車業界の躍進を支えているのでしょう。
■しかし冗談抜きで、外国ブランドが盛り上がれば盛り上がるほど、国産車は肩身が狭くなり

、数年後にはロシア国産車=外国ブランド車、あるいは合弁生産という形になってしまい、純粋なロシアブランド車は姿を消してしまうかもしれません

。
■国産車の主役『AvtoVAZ』は、技術革新が出来ないのなら、いっそのこと値段だけでも3,000〜5,000ドルの範囲に下げてみればどうでしょうかね


(値段だけはインフレ率にそうように上げていってます。。

そりゃ〜顧客離れが続くでしょうネ

)。
■選挙に絡む何かが起きない限り、今年も自動車産業は盛り上がることでしょう

。
■ではでは


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