
ナポレオン・ヒル・プログラム
■拝啓
■今朝のモスクワは

。ここ数日はそんなに寒くないので

、外の雪はとけてきているようです

。
■さて、皆さんっ

火曜日にアップする予定でしたが、実は昨日、ノートブックのアダプターが故障してしまい

、その復旧作業というか、その購入に朝から東西疾走しておりまして、結局アップは断念せざるを得なくなりました

。
■日本で購入したノートパソコンのアダプタが故障

、となったため大いに焦ってしまいましたが

、モスクワのコンピューター市場の『サビョーロフスカヤ』に行ったところ、スムーズに代用品を購入できました

。
■というわけで、『富士通』の代わりに、中国の『Gateway』のアダプタを使っていますが、これでも大丈夫のようで、とりあえず、ホッとしてます

。さすがは、サビョーロフスカヤですね〜

。在モスクワの皆さんも、PC関係で問題が生じた時には、ここをお勧めしま〜す
■“申し訳

”ということで、2日分のMICEX市場の結果をお伝えします

(株に興味のない方は飛ばしてくださ〜い

)。
■まずは、今週初めのMICEXのインデックスからいきましょう

。先週の金曜日比で0.22%

の1,500.3でした。売買代金は初日にしては多めの約433億Rblで、84社が

、93社が

でした。
■

上げ組代表:(終値 / 前日比/売買代金)
『スルグト』・・・36.6Rbl / 0.91%

/ 約26億Rbl
『ロステルAO』・・・145.49Rbl / 0.44%

/ 約4億Rbl
『ズベルバンク』・・・6万4,030Rbl / 0.28%

/ 約12億Rbl
『タトネフチ』・・・129.97Rbl / 0.09%

/ 約11億Rbl
『UES』・・・22.14Rbl / 0.05%

/ 約54億Rbl
■

下げ組代表:
『ノル・ニッケル』・・・3,798.01Rbl / 2.96%

/ 約55億Rbl
『モスエネルゴ』・・・5.11Rbl / 0.74%

/ 約1,226万Rbl
『ロスネフチ』・・・247.81Rbl / 0.68%

/ 約54億Rbl
『ガス・ネフチ』・・・112.4Rbl / 0.53%

/ 約6,074万Rbl
『ルコイル』・・・2,291.01Rbl / 0.4%

/ 約73億Rbl
『ガスプロム』・・・290.97Rbl / 0.35%

/ 約85億Rbl
『アエロフロート』・・・60.1Rbl / 0.03%

/ 約1,877万Rbl
■月曜日は大方が

スタート

。しかし欧州市場開始に向けてグーンと盛り返し

ますが、モスクワ時間14時前後から

に転じ、結局はNY市場開始後もそのままでした

。世界的に結果の悪い1日でしたネ。
■『スルグトネフチガス』が、月曜日の

トップでしたが、これは先週末から同社が『ロスネフチ』に吸収されるのでは


、という噂が飛び交っていることが

、その大きな要因のようです

。はい。
■原油先物は1バレル59$を切りましたが、今日の

は、その影響をまともに受けているとは言い難いですね〜

。しかし『ノリリスクニッケル』は、世界的な金属の値段が下がったことにより、約3%近くダウンしているようです

。はい。
■さぁ〜米国中間選挙は民主党が圧勝し、これから先を読むのは難しくなってきましたが、とりあえずは、今のうちに稼いでおこう

、という人々が多いのでしょうか


■さて、次は火曜日の結果をお知らせします

。
■火曜日のMICEXのインデックスは、前日比0.1%

の1,498.73と、1,500台を切ってしまいました

。売買代金は約447億Rblで、92社が

、87社が

でした。
■

上げ組代表:(終値 / 前日比/売買代金)
『UES』・・・22.57Rbl / 1.98%

/ 約148億Rbl
『ガスプロム』・・・293.53Rbl / 0.88%

/ 約97億Rbl
『AvtoVAZ-3』・・・1,785Rbl / 0.56%

/ 約1,749万Rbl
『ロステルAO』・・・146.3Rbl / 0.56%

/ 約2億Rbl
『モスエネルゴ』・・・5.14Rbl / 0.53%

/ 約2,020万Rbl
『ノル・ニッケル』・・・3,810Rbl / 0.32%

/ 約30億Rbl
『ロスネフチ』・・・248.59Rbl / 0.31%

/ 約17億Rbl
『アエロフロート』・・・60.28Rbl / 0.3%

/ 約1,892万Rbl
■

下げ組代表:
『スルグト』・・・36.02Rbl / 1.58%

/ 約21億Rbl
『ガス・ネフチ』・・・111Rbl / 1.25%

/ 約1億Rbl
『ズベルバンク』・・・6万3,294Rbl / 1.15%

/ 約15億Rbl
『タトネフチ』・・・129.35Rbl / 0.48%

/ 約4億Rbl
『ルコイル』・・・2,284Rbl / 0.31%

/ 約50億Rbl
■火曜日は、スタート時は大方の株が小幅

。しかし欧州市場開始後にドーンと

。NY市場開始前のモスクワ時間で15時半以後に

に転じた株が上げ組に

、そうでない株は下げ組に

入っているようです。はい。
■石油株は下がったものの、『ロスネフチ』は相変わらず、不気味に上昇

を続けてますね〜

。
■NY市場開始前後に

に転じましたが、これは米国の米国生産者物価指数(PPI)が発表されたことに関係があるようです

。しかしながら、結局はその効果も大したことはなく、ロシア市場の多くの株はその後

に転じたとアナリストは分析しています。はい

。
■火曜日には、『RTS』(ロシア取引システム)もインデックスが1,700を切り

、MICEXも同じく1,500台を切ってしまいましたネ

。このことが投資家の気分に悪影響を与えなければ・・・

、とアナリストはコメントしています

。はい。
■さぁ〜、今日は週の真ん中の水曜日

。ここのところ売買代金は400億Rblで安定していますが、どうなるでしょうか

楽しみに待ちましょう。
■さて、今日は久しぶりにロシアのWTO加盟に関するお話しです

。
■『あ〜〜、まだやってんすかっ

』、というのが日本にいる方、そしてロシアでビジネスに携わる日々忙しい方々の正直な感想でしょう

。
■そうです。まだやっているんです

。しかし、ロシアの報道、日本の報道でも、『そろそろ加盟が近いんちゃいまっかっ〜

』のモードに突入しています。
■ロシアにとっては、非常に長い道のりです。ようやく実現に至るのか

、あるいはまた決裂となり、グルジア絡みの問題が勃発

するのか

。今後は目が離せませんね〜

。それでは、記事へLet`s Go


米国とロシアのWTO加盟に関する2国間合意は、ロシアの将来的な市場自由化への道の決定的な一歩である。米国企業と貿易協会を統合し、ロシアのWTO加盟を支援する、米ロ間貿易関係発展連盟はこう発表した。同連盟の常任委員には、『The Boeing Company』、『Cargill, Inc.』、『Caterpillar, Inc.』、『Chevron Corporation』、『Ford Motor Company』、『General Electric』、『Intel Corporation』、そして『Procter & Gamble.』といった世界的大手企業が加盟している。

連盟の書記局の役割を果たす米ロビジネス評議会のユージン・ローソン会長によると、これはロシアがグローバルな貿易規約システムであるWTOのメンバーに近づく歴史的な一歩だという。

『私達は、この合意の詳細を研究する可能性を心待ちにしています。ロシアのWTO加盟は、商業的に重要な条件に対して、米国の産業、農業、サービス部門にとって有益となることに疑念はありません。これは、ダイナミックなロシア市場において既に存在する、相互利益的な提携を後押しすることになります』〜とローソン会長は語った。

『市場への到達に関連した幾つかの困難な問題を練り上げるために、両政府が必要な時間を費やしたことを、私達はとても嬉しく思っています』〜と『Procter & Gamble』社のスコット・ミラーは語った。

声明文によれば、交渉のアクセントは今後、ロシアのWTO加盟問題に関する作業グループが、商品の税関評価、知的所有権保護、国家の農業支援、輸入ライセンス工程などの問題に関し、多国間の義務を協議することになっているジュネーブでの多国間交渉におかれるという。

グレフ経済発展貿易相はこれに先立ち、ロシアと米国はWTOに関する交渉を終結したと伝えた。『米国との合意は、明らかに均等の取れた性格のものです。我々は、全ての潜在的な問題に、妥協案を見出すことが出来ました』、と同大臣は上海で記者達に語った。グレフ大臣は、ロシア・米国の交渉終結に関する議事録は、来週から開始されるハノイのAPECの枠内で締結されることを認めた。
■ゲルマン・グレフ大臣によると、プーチン大統領とブッシュ大統領がハノイのAPECに参加する際に、この合意が署名されるのでは

、ということです。ちなみに、その合意文書は200ページを超える厚さだとか

。頑張りましたね〜

。
■そして『我々は数多くの政令を採択しなければなりません

』、とグレフ大臣が語っていますが、官僚としてのやるべきことは、全てやった

、政府よ、後は頼むぜよ


という自信がこの発言に垣間見えますネ

。
■つまり、グレフ大臣には、『合意が締結されるよう、米国との(ロシアの)WTO加盟に関する全ての交渉をハノイの米ロ大統領会談に向けて成就する課題

』が課せられていた

、ということです。
■その課題を見事(

?)経て、グレフ大臣はマスコミに対し、『我々にはこれらの書類を作成し、この時期に向けて技術的な作業を完了するチャンスがありますし、我々は私達の大統領が、ブッシュ大統領と面会する際に、合意が締結されるように、全力を尽くします

』、と語っています。
■そして、プーチン大統領は、グレフ大臣に『そちは、よくやった

。褒めて使わす

』、と感謝の意を述べたとか。
■ぺテル・サミット前にも、これに似た状況がありましたが、結果は期待外れで、あっさり交渉決裂・・・

。その後、落胆したグレフ大臣は、『他に問題は幾つかありましたが(中略)実際に2週間〜3週間で解決できるでしょう』、と苦しいコメントを残していました

。
■現在はそれから4ヶ月を経て、ようやく合意が見えてきたか

、という段階で、マスコミは盛り上がっていますが、今までのパターンと、ここまでは、ほぼ同じところに私は少し慎重になってしまいます。はい


。
■しかし今回は、米国政府が共和党から民主党に変わっている

、という点が違う。
■そして西側のマスコミが、この時点で『基本合意締結!』と出していることも大きく違う

。
■ですので、今回はグレフ大臣の功労も、ようやく認められるのかもしれません

。
■しかし、万が一これで失敗したら・・・

。グレフ大臣の面子は大潰れ

。現在話が出ている経済発展貿易省の分割説も、大きな追い風を受けることは必須です


。
■そうすれば、フラトコフ首相の念願のグレフ大臣追い出しは実現する・・

。
■まぁ〜このロシアのWTO加盟問題は、国益と政争

、そしてこの問題に連結するロシアとグルジア関係

という2つの視点から観察すると、とても興味深くなるでしょうネ

。
■今週土曜日に合意発表となるのか

結果を楽しみに待ちましょう

。
■ではでは


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