
ナポレオン・ヒル・プログラム
■拝啓
■今日のモスクワは、実に久しぶりの

です。
■さて、ロシアとグルジアがもめてます

。
■今年7月14日付のこのブログにも書きましたが

、グルジアは以前のぺテルサミット時に、ロシアのWTO加盟に合意するロシア・グルジアの『2国間プロトコル』の見直しを発表

。
■そして今回も同じパターンでロシアを攻めてきましたね〜


↓

『グルジア政府当局が9月27日、ロシア軍情報機関の将校4人をスパイ容疑で逮捕したことで両国間の緊張が高まっている』(by 毎日新聞)。
■この9月27日は何の日でしょう


そうなんです、またもや米国とロシアのWTO加盟交渉のスタートの日だったんですね〜

。この日にロシア代表団が米国に

飛び立ったばかりでした

。
■グルジア側の狙いは、ロシアのグルジア製ワイン

などの輸入禁止を撤廃して欲しいこと

。ただし最近、ロシアは『国民の口に入るもの』に神経を尖らせています

ので、クオリティの問題に敏感になってきていることもあります。
■それプラス、『撤廃して欲しければWTO加盟を応援しなさい

』、という狙いもロシアにはあります。
■ロシアに大きく依存する旧ソ連諸国の対応であれば、ここでロシアの要請を受け入れる

のが通例です。はい。しかしグルジアはその通例を無視

。
■“パチェムゥ〜

”(=何で?)
■プーチン大統領は、グルジアのこの突然の行動に対し、“外国のスポンサー

の保護のもと”、と暗に外国(=米国)が絡んでいるのを非難しています(日本では報道されてるか知りませんがっ

)。
■やはり“スポンサーさん”が、裏で糸を引いている

。そうでないと、気の小さい

サアカシビリ大統領が、そしてロシアに依存しているグルジアが、ここまで堂々とロシアに対し反抗できるわけがないですからね〜


。
■

当のスポンサーさんは、『ロシアとグルジアに対し、自制を要請した

』(byロイター)。
■スポンサーさんは、直接介入はしないが、間接的な操作が大得意

。また、ビジネスマンですから、自国の経済活性化のために、イスラエル、イラン、北朝鮮、そしてグルジアなどなど、世界中に緊張がないと絶えられない

ようですからねっ。
■米ロ両大国に挟まれたグルジア

。その首都・トビリシには、私も行ったことありますが、山が居並び牧歌的で

、敷石の道路が多く、どこかイタリアを思わせる、平和で穏やかな街でした

。サアカシビリ大統領は、とても難しい局面に立たされてますが、この平和を維持するということをベースに、聡明な判断をして欲しいところです

。はい。
■皆さん、
アントニオ猪木のように、世界平和を祈りましょう!
■さて、先週金曜日のMICEXのインデックスですが、0.06%

の1,367.24でした。売買代金は約411億Rblで、87社が

、81社が

となっています。
■

上げ組代表:(終値 / 前日比/売買代金/先週金曜比)
『ノル・ニッケル』・3,408Rbl/2.92%

/約55.4億Rbl/10.4%

『AvtoVAZ-3』・1,787Rbl/2.11%

/約4,763万Rbl/0.96%

『ロステルAO』・134Rbl/1.67%

/約6.7億Rbl/3.72%

『アエロフロート』・61.61Rbl/0.59%

/約556万Rbl/1.33%

■

下げ組代表:
『タトネフチ』・113.5Rbl/2.5%

/約4.8億Rbl/0.62%

『ルコイル』・2,028Rbl/1.63%

/約46.6億Rbl/1.65%

『ロスネフチ』・211.99Rbl/1.19%

/約3億Rbl/3.01%

『統一エネルギー』・19.69Rbl/1.14%

/約94.4億Rbl/4.35%

『スルグト』・35.1Rbl/0.71%

/約12.6億Rbl/6.4%

『ズベルバンク』・5万8,000Rbl/0.68%

/約14.8億Rbl/6.62%

『モスエネルゴ』・5.12Rbl/0.62%

/約1,467万Rbl/0.79%

『ガス・ネフチ』・105.5Rbl/0.61%

/約2.8億Rbl/1.95%

『ガスプロム』・288Rbl/0.59%

/約144億Rbl/5.88%

■先週の金曜日は、スタート時は大方ドーンと

。しかしその後欧州市場開始後に

。NY市場開始後も

でしたが、終了間際に

となり、若干のマイナスとなっています。
■今週の金曜日に四半期決算を発表する『ノリリスク・ニッケル』が、リーダーでした

。それ以外は非資源系の株が上げ組に入っています。石油・ガス系は若干石油価格が下がったことが原因では、とアナリストは見ています

。
■インデックスは、先々週の金曜日の1,300.21と比較すると5.16%

と、久しぶりの

(4週間ぶり

)となりました。1週間でダウンしたのは『タトネフチ』のみ。ということで、先週は気持ちの良い1週間でしたね〜

。この気持ち良さが今週も継続するのか


次は月曜日の結果をお届けします

。
■月曜日のインデックスは、0.16%

の1,369.39でした。売買代金は週始め恒例の平均20%以下の約314億Rblでした。92社が

で77社が

となってます。
■

上げ組代表:(終値 / 前日比/売買代金)
『AvtoVAZ-3』・・・1,855Rbl / 3.81%

/ 約8,468万Rbl
『タトネフチ』・・・115.47Rbl / 1.74%

/ 約3億Rbl
『ガス・ネフチ』・・・107.3Rbl / 1.71%

/ 約1億Rbl
『ロステルAO』・・・135.99Rbl / 1.49%

/ 約4億Rbl
『ガスプロム』・・・290.1Rbl / 0.73%

/ 約104億Rbl
『スルグト』・・・35.35Rbl / 0.7%

/ 約9.5億Rbl
『ズベルバンク』・・・5万8,289Rbl / 0.5%

/ 約12億Rbl
『統一エネルギー』・・・19.75Rbl / 0.31%

/ 約70億Rbl
『モスエネルゴ』・・・5.13Rbl / 0.04%

/ 約877万Rbl
■

下げ組代表:
『ルコイル』・・・2,009Rbl / 0.94%

/ 約44億Rbl
『ノル・ニッケル』・・・3,392Rbl / 0.47%

/ 約48億Rbl
『ロスネフチ』・・・211.35Rbl / 0.3%

/ 約8,297万Rbl
『アエロフロート』・・・61.58Rbl / 0.05%

/ 約1,384万Rbl
■昨日もスタート時はドーンと

。しかし欧州市場開始後は

の一途を辿りました

。が、結局NY市場開始後に、大方の株が

に転じています

。
■やはりOPECがベネズエラやナイジェリア、イランなどでの石油採掘量の削減プランを発表したことで、石油価格が上向きになるのでは、という期待感から

、スタート時は好調だったようです。はい

。
■しかし欧州市場開始後、特にロンドン市場が低迷スタートだったこと、そしてグルジア関連のニュースに影響を受け

、急落した模様です

。はい。
■さぁ、今週は一応プラススタートです

。好調な1週間となって欲しいところですね

。
■さて、今日のニュースは、不動産関係のお話しです

。
■u単価=4,000ドル


、と今年の春先から馬鹿高く高騰してきたモスクワの不動産市場ですが

、ここにきて、ようやく市場に変化が現れてきたとか

。さぁ、どういう傾向なのでしょう

少し長い記事ですが、Let`s Go

モスクワの不動産価格は上昇を続けているが、アパートの値上げ速度は毎月減速している。専門家によると、この傾向は今のところ継続され、1月にはアパートの平米単価は安定するとみている。

これは、先週末に開かれた『モスクワ及び地方の住居市場〜新しい数値と傾向』の円卓会議で導き出された結論である。更に
専門家達は、これは需要と供給のバランスによりもたらされるのではなく、ただモスクワの潜在的購買者の資金が枯渇するからだという。

ここ15ヶ月間、モスクワの不動産価格は、未曾有のテンポで上昇した。この主な
原因の1つは、ロシアには巨額の自由資金が存在することである。それに
ロシア金融市場の停滞も加わったのである。

その結果、投資家達はより収益の高い、信頼のおけるものに資金を出資したのである。

調査会社『不動産市場のインディケーター』のオルガ・レプチェンコ所長によれば、
2006年の9ヶ月間で、モスクワのアパートの平均価格は73%上昇したという。

『上昇は継続していますが、毎月そのテンポは1〜2%減速しています』〜とレプチェンコ所長は語る〜『記録は4月の10%でした。しかし9月には僅か4%に止まっています。従って、
新年に向けて価格上昇にピリオドを打つ傾向が見えてきているのです。それ以降は、モスクワの住居価格は、
インフレの水準に合わせて落ち込むでしょう』。

今日、モスクワのアパートは実質、ロンドンやニューヨークの価格に追いついている(幾つかのカテゴリーでは既に追い抜いている)。しかし同時に、モスクワ住民の収入は、以前同様、西側の首都の住民の収入とは大きくかけ離れているのである。

市場専門家はこう確信している:『中流の消費者が住居を購入出来ない限り、あらゆる投資家ビジネスはこの終わりのない価格上昇を維持できないでしょう』。
■まぁ〜読んで頂いた通りで、コメントのしようもありませんが

、急激な上昇傾向にストップ

がかかり、上昇速度が減速してきており、新年以降は下げの傾向に入る

、ということですね。
■不動産価格はロンドン、ニューヨークに追いつきつつあるのに、市民の収入は断然低く

、潜在的購買者=市民ではない、これ説得力がありますネ

。
■u単価=4,000ドルというのは、コンクリートむき出しの状態で

、内装費は別

、しかも新築アパートだど、その広さにもよりますが、管理費や光熱費に月300〜500ドルはかかります

。はい。
■こんな条件で、一般市民が買える訳ないっ

。
■また、同社が地方の百万都市で実施した調査では、『最近、ペテルブルグは移住の対象としては、人気はモスクワとほぼ同じという結果が出ている』、そうです

。『モスクワなんて住めないよぉ〜

』、という地方の人々が、2番手のぺテルに乗り換えてきている、これぞ健全な需要&供給

。
■モスクワの不動産市場を皮切りに、百万都市⇒地方と下落傾向が浸透していくという慣性の法則が働いているようですので、今後、モスクワの不動産が如何に下がるか

、これがポイントとなりそうです

。
■まぁ〜これまでの“高騰


”一本槍の
大本営発表に変化が出てきたこと
、これが一番大きな変化の兆しです

。はい。
■ではでは


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