2006年01月30日

■ようやく『SAYURI』を観る!!

猫次項有 ナポレオン・ヒル・プログラム


■拝啓

■今日は日曜日なので、近所のショッピングモールの映画館に、1月19日から公開中の『SAYURI』(Memoirs of a Geisha)を観に行ってきました猫。ロシア語名は、『Мемуары Гейши』(芸者のメモリアル)。

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■日本の皆さんは内容はすでにご存知でしょうし、海外の皆さんも、ここで内容を言っても面白くないと思いますので、詳しくは書かないでおきましょうわーい(嬉しい顔)

■ロブ・マーシャル監督、そしてスピルバーグ監督が製作総指揮だけあって、日本の芸事の美しさを、本物以上に華々しく再現していましたね。さゆりが一人で踊るシーンでは、感動させていただきました目

■ただし、あの浜村純さんも指摘されていましたが、この映画は日本映画と思ってみると、あれやこれやと指摘したくなってくるので、あたまから外国の映画だと割り切ってみたほうがよいでしょう。

■館内では、日本人は私一人でしたので、他の客席のロシア人から結構チラホラとこちらを見られてしまいまして・・・あせあせ(飛び散る汗)

■主役のさゆり役は中国の女優チャン・ツィイ、そして綺麗だけどさゆりをいじめ、嫉妬むき出しの初桃役も中国女優のコン・リー、そしてさゆりを一流の芸者に育て上げるエレガントな芸者の豆葉役は、マレーシア生まれのハリウッド女優ミシェル・ヨー・・・。

■華々しさは外国人に押されっぱなしの感がありましたが、さゆりの少女時代を演じた大後寿々花ちゃん、脇役だけど渋い役を演じた桃井かおりさんは、味がありましたねーぴかぴか(新しい)。もちろん、会長役の渡辺謙さんや、延(のぶ)役の別所広司さんの演技はさすがです手(チョキ)

■工藤夕貴さんも、さゆりの先輩芸者“おカボ”役で出ていましたね。ロシア語では、カボチャのことを“ティークワ”と言うのですが、『ティークワ』、『ティークワちゃん』とロシア語で聞こえるたびに、工藤夕貴さんの顔が、本当のカボチャのように見えてきちゃったりしてわーい(嬉しい顔)

■この映画で私が一番印象に残ったのは、敗戦直後のシーンでした。さゆりは戦争直前までに立派な芸者となり、これから更に大きく飛躍するところが、太平洋戦争が勃発し、田舎に疎開してしまいますもうやだ〜(悲しい顔)

■それはそれでよしとして、戦争が終わると、米軍がドーッと流れ込んできまして、それまでの華やかなムードが一転がく〜(落胆した顔)。一気に、かつての米軍占領下のフィリピンや、現在のイラクのシーンが重なります。

■敗戦したんだからしょうがない・・・犬、そんなことは頭では熟知しているものの、画面で、しかも激動を経てきてるモスクワで見ると、なぜか妙にリアリティがあって、どこか触れて欲しくないところを、思いっきり触れられたみたいな感じで、少しショックでしたねたらーっ(汗)

■それは特に、戦後に、さゆりが疎開先から街に戻り、先輩で幼馴染の“おカボ”ちゃんに久しぶりに会うシーンです。さゆりがバーにたどり着いた後、すっかり豹変したおカボと会うのですが、彼女はさゆりに、『私はチェスターフィールドしか吸わないわ揺れるハート』と酔っ払いながら言います。

■実は、おカボのこのセリフ、ロシアでも耳にタコが出来るほど、色んなロシア人から聞いてきました。タバコの銘柄は違いますが、『私はマルボロしか吸わないわっ』、『僕はパーラメントしか吸わない』などなど。

■ロシア産のタバコはアメリカ産よりも(実はJTですが)、質が落ちるし強いし臭いという理由で、大多数の人々が外国産タバコを吸うようになりました。しかし味も一つの理由ですが、本当のところ、外国産のタバコを吸っていること、そしてそのこだわりを他人に言うことで、自分のステータスを保っているような感じがします犬

■そして、これはタバコに限らずそうなんですねー猫 ソ連時代は特権階級しか外国製品をもてませんでしたから、体制が崩れ(負け)、門戸が開かれ、国民に購入するチャンスが出てきたわけですから当然です。国家という視点でみると、ソ連(ロシア)はイデオロギーで敗れた後、競争力でも負けたわけですふらふら

■日本はアメリカに戦争で敗れ占領され、一方のロシアはイデオロギーの戦いで資本主義(事実上、アメリカと言っていいでしょう)に敗れ、占領されようとしてます(しかしロシアは中々そうさせないから、海外諸国からプーチンさんは常に標的にされてるのでしょう犬)。

■会場でこの映画を観ているロシア人も、最初はアメリカに占領される日本を観て、『あ〜ら、かわいそうに・・もうやだ〜(悲しい顔)』、と思ったかどうかは分かりませんが、この辺のシーンでは、つい5〜15年前ほどのロシアを重ねてみている人もいたのではないか、と感じてます猫。はい。

■私は戦争を知らない世代ですが、米軍占領時の日本も、きっと共産主義敗北後のロシアと同じだったんだろうなぁと思うと、ジーンとくるものがありました(実際はもっと苦しかったのでしょうがダッシュ(走り出すさま))。

■話しが飛んでしまいましたが、ほとんどの映画に辛口批評の私の彼女は、大後寿々花ちゃん、桃井かおりさんの演技、そしてミシェル・ヨーの演技を絶賛していました手(グー)。CGは無くとも、なかなか心を惹き付けるよくできた映画でしたわーい(嬉しい顔)

■ではでは手(パー)

犬次項有 banner_03.gif 毎日ありがとうございます!海外の人気ブログが盛りだくさん!!
posted by アルバート at 06:48| モスクワ ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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