2005年12月26日

■ロシア人の生活水準〜クドリン大臣の発言より

■拝啓

■さて昨日は、今年最後の日曜日で、しかもクリスマスでした。今度の日曜日は元旦exclamation×2。時の過ぎるのは、早いですねー。

■日曜日でしたので、またゆ〜っくりとした時間を過ごしました。買い物に出ましたが、外はマイナス10度で、さすがにほっぺが痛かったですあせあせ(飛び散る汗)

■しかし11年前は、ロシアの冬はもっと寒く、マイナス10度は日常茶飯だったような気がします。これは温暖化・・・。

■さて、財務相のアレクセイ・クドリン大臣が、2008年にはロシア人の生活水準は、過去で最も高い水準に達すると発表しました。

■輸入車がガンガンと売れて、ハイパーマーケットが乱立し、株価・不動産価格も高騰しているのに、まだ‘90年代のレベルに到達していない・・・。少し言い過ぎではありませんか・・たらーっ(汗)。 

■同大臣によると、『私達は今日、未だに90年代の水準を抜け出すことが出来ていません。例えば、医者や教師は、実際、以前の方が生活が少し豊かだった。2007年には私達は90年代のレベルに到達し、2008年には最も良い生活をスタートするでしょう』。

■モスクワから資金が地方都市に流れ始めて久しいのに、まだ‘90年代のレベルに達していない?

■『なんじゃ、そりゃexclamation&question』(by 松田優作)

■、とこのニュースを見てそう思いましたが、この発言に専門家達は『パンチ』。以下、記事を抜粋しますね。
 
本財務簿記コンサルティング(PKF)会社戦略分析部部長ニコラーエフ氏は、『もう、既に最高の経済水準で生活しています。大臣は、5年読み違えていると私は思います。弊社は特別な調査を実施しましたが、国民の裕福さの定義においては、最も重要な要素の一つは、国民の収入の伸びではなく、末端消費への支出にある、ということが分かりました。末端消費への支出の数値に関しては、私達は2002年には既に1991年のレベルに達しており、2003年には既にその数値を15%上回っています』。

本しかし全てはそう単純ではない。『全国民の所得に関するデータは、残念なことに、全くの“絵”なんです。しかもこの際、この期間に国民の階層化が進んでいることが考慮されていません。』

本1990年には、より裕福な人々の収入の10%が、より貧しい人々の収入の10%を僅か4.4倍しか上回っていないが、昨年はその差は約15倍となっている。多くの専門家は、今後私達の生活は良くなることに同意している。どのくらいの期間でそうなるのか、何のおかげでそうなるのか、それは別問題である。(以下略)

■なぜ“絵”なのか? それは簡単で、ロシアは二重帳簿が多い国だからです。例えば国家統計局など、表に出てくる数字は過少申告の結果で、実体とは大きく異なっているんです。はい。

■重要なのは、ニコラーエフ部長さんの言うとおり、徐々に広がる階層化も考慮しなければ意味が無い、ということでしょう。またロシアの医師にしても、国立病院と私立病院の医師では収入が断然違うし、モスクワの医師と地方都市の医師でも、全く違うんですから。

■結局、クドリン大臣の発言は、国家予算で生きている公務員向けのもので、全般的な判断には、余り意味がない目

■じゃあ、その真意は? 大臣の個人的なメリットを考えると、少なめで問題提起しておいてモバQ、(実際は、もうクリアしてるけども)任期中に『私が解決しました!わーい(嬉しい顔)』、と公言する方が無難ですよね。2008年は大統領選挙の年だし猫。ましてや、プーチンさんは厳しいパンチですからねー。

■ではでは手(パー) 
posted by アルバート at 07:57| モスクワ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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